ソフトウェア論文セッション

ソフトウェア論文特集号募集論文 (2010年11月初旬頃投稿締切) とリンクさせる形で発表を募集します. 発表内容は以下のようなものを想定しています.

発表ではソフトウェアの利点をアピールしていただき,当該ソフトウェア作品の全体像の紹介だけでなく,当該作品のセールスポイントとなる部分に対して論文に十分に論述して下さい. また,ソフトウェアの制作過程で行ったさまざまな選択 (design choices) についても論述するように心がけて下さい.

実際に使うことのできる先進的ソフトウェアという観点から,以下のことが強く望まれます.

これまでのソフトウェア論文特集号に投稿された論文には,ソフトウェアは良くできているのにもかかわらず,論文の書き方が悪かったり,注目するポイントがずれていたために不採録になったものが多々あります.

ソフトウェア論文特集号への論文投稿を考え,「メンタリング」を希望した場合には,大会終了後 (2週間後程度を予定) に書面にて論文に対するコメントを差し上げます. メンタリングのコメントや発表での座長や会場からの意見,質問を参考にして論文を仕上げ,ソフトウェア論文特集号に論文を投稿していただきます. ただし,メンタリングのコメントは採録を約束するものではありません.

速報性を重視される場合には,レター論文で大会同時投稿論文にされることをお勧めします.この場合にはメンタリングはありません.

また,ソフトウェア論文特集号,大会同時投稿のいずれの論文投稿も希望せずに,ソフトウェア論文セッションで発表されることも歓迎いたします.

大会での発表時間は質疑も含めて30分のため,開発したソフトウェア作品をデモする時間が十分には取れません. このために,作品の良い点を理解してもらえない時もあります. 別途設けられるデモセッションでは,十分に時間をかけてソフトウェア作品のデモを行えます. ソフトウェア作品の良さをアピールするために,発表と併せてデモセッションを活用されることを推奨します.

コーディネータ
伊知地 宏 (代表,ラムダ数学教育研究所)
並木 美太郎 (東京農工大学)
番原 睦則 (神戸大学)